手料理であなたの気持ちを鷲掴み


「そんなの関係ない、日南子さんには、俺の隣でいつも笑っていて欲しい、だから結婚を前提に付き合って欲しい、うちの両親も賛成している」


「私も統さんもだけど社長さん達も好きよ、本当に私でいいの?」


日南子の前に膝まつき
小さな箱をあけ

「永遠に俺のそばで笑っていてください、結婚して欲しい。どうかな?」



涙があふれ視界が歪んできた

「私でよかったら、お願いします、」

左くすり指に指輪をはめた

「一生、大切にするから」


「ありがとう・・・・」


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