付き合ってても片想い
美香ちゃんにはかなわないのです
「みなみ…」
そう名前を呼ばれて振り返ると
立っていたのは亮太だった
追いかけてきてくれたんだ…
「ごめん。さっき美香にお前のこと聞いた。
俺のせいで嫌がらせされてたんだな…
何も知らないで本当にごめん
もっと頼れるようになるから。
これからはちゃんと守るから…」
そう言って抱きしめてくれた
けど…
彼に触れられたところは熱くなるのに、
(美香ちゃんから聞いたんだ…)
と思うだけで心は冷めていった。
最近嫉妬深すぎる
こんな自分大嫌いだ。