恋愛短編集*°
「あれ?腰抜けちゃったの?」

「ーーー!あ、あんなことするから!」

「んー?あんな事ってどんなこと?」

「/////」

「ありゃ、黙っちゃったか」


その後は抱っこされたまま教室まで連れていかれた。


「あっれー?千夏は王子様とおかえり?」

「おい、柊弥。お前の彼女どうにかしろ」

「んー?何かあったのー?」


眠そうに顔を上げる柊弥くん。


「なんかあったもクソもねぇよ。お前の彼女がコイツにハッパかけるから、コイツ襲われそうになったんだけど」

「うぁー、それはごめんね」

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