恋愛短編集*°
「俺の玲奈だから、文句言わせない…よ?」


そう言って私の腕を掴むと、伝票を持ってレジへ行く。


「あんまり気にしなくていいのに」

「んー。俺が許さないのー」


また気だるげに笑う。

そんなもんか…。

まぁ、こんなイケメンと付き合ってる時点である程度覚悟済みだしね。


「ふぁー」


会計して外へ出るとしゅうは大きなあくびをした。


「眠いの?」

「うんー」

「そんなに寝るから、そんなに大きいのかしら?」

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