恋愛短編集*°
なんてわがままを心の中にしまう。

カチャカチャ…カチャカチャ…


「ふぁー、出来たぁー」

「ん…、あ、終わったー?いつもありがとー」

「いいえ」

「こっちー」


手を広げて柊弥が待っている。

飛びつくように抱きつく。

その勢いで柊弥が後ろに倒れた。


ゴツン


「…いてて…」

「わぁ!ごめんねッ!」


重いよね?!
と思い、柊弥の顔の横に手をつくと…


「ははっ、玲奈、床ドンかな?」

「ええ?!」


あぁぁぁ////
こここここここれはッ、いわゆる床ドゥン?!

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