【改訂版】ワケあり上司とヒミツの共有
「ん……」
寝返りを打った拍子に目が覚める。
「今何時……」
ぼぉーっとした目で時計を見ると、13時半を指していた。
「もうこんな時間……」
お昼も食べないで寝てしまった。
朝、雪ちゃんと洗面所で別れたあと、なんにもやる気が起きなくて私も二度寝しようとベッドに潜り込んだ。でもやっぱりなかなか寝付けなくていたんだけど、いつの間にか眠っていたみたいだ。
雪ちゃんはどうしているだろう。ベッドから下り、不意に横に置かれたバッグに目をやる。
「あ、そうだった……」
そのバッグは、写真取られまくり事件があったあの日、この家に来る時におおよその物を入れてウチから持って来たバッグ。あの時はパニックになってて持って来なかったんだけど、一番必要な物を持って来ていなかった。
「取りに行かないと、明日仕事行けない……」
出社するのに必要な物。服、メイク道具、社員証、その他諸々。それらを一切持って来なかった。
明日は月曜日。だから、今日の内に取りに帰らないとまずい。
「面倒だけど、行かないと駄目だな……」
一応、雪ちゃんに言っとかないと駄目かな?と思い、サラッと外出着に着替え、部屋を出た。
寝返りを打った拍子に目が覚める。
「今何時……」
ぼぉーっとした目で時計を見ると、13時半を指していた。
「もうこんな時間……」
お昼も食べないで寝てしまった。
朝、雪ちゃんと洗面所で別れたあと、なんにもやる気が起きなくて私も二度寝しようとベッドに潜り込んだ。でもやっぱりなかなか寝付けなくていたんだけど、いつの間にか眠っていたみたいだ。
雪ちゃんはどうしているだろう。ベッドから下り、不意に横に置かれたバッグに目をやる。
「あ、そうだった……」
そのバッグは、写真取られまくり事件があったあの日、この家に来る時におおよその物を入れてウチから持って来たバッグ。あの時はパニックになってて持って来なかったんだけど、一番必要な物を持って来ていなかった。
「取りに行かないと、明日仕事行けない……」
出社するのに必要な物。服、メイク道具、社員証、その他諸々。それらを一切持って来なかった。
明日は月曜日。だから、今日の内に取りに帰らないとまずい。
「面倒だけど、行かないと駄目だな……」
一応、雪ちゃんに言っとかないと駄目かな?と思い、サラッと外出着に着替え、部屋を出た。