【改訂版】ワケあり上司とヒミツの共有
お店の前に着くと、お昼とはまた違う雰囲気を醸し出していた。
入り口前には昼間は無かったレトロなランタンがぶら下がっていて、暖かみのある灯りが周りを照らしている。
カランと、心地好い鈴の音の後に、「いらっしゃいませ♡」と言うハナちゃんの声が聞こえて来た。お店の中には、何人かお客さんがいる。
私達の姿を確認すると、パァァァッ!とハナちゃんが満面の笑みを浮かべてこちらへ駆け寄って来た。
「雪ちゃん、江奈っちいらっしゃーい♡待ってたのよ~……って、あら?江奈っち、顔色が真っ青じゃない!どうしたの!?」
ハナちゃんが、ガシッと私の頬を両手で挟み心配そうな顔で見ている。
「うぇ?」
「ほっぺも冷たい!体も冷えてるじゃないの!」
(え?そんなに……?)
なんとなく津田部長に目線をやると、小さく頷いた。
「ハナ。温かいスープお願い」
「分かったわ。さ、入って入って!」
パタパタとハナちゃんがキッチンへと戻って行く。
入り口前には昼間は無かったレトロなランタンがぶら下がっていて、暖かみのある灯りが周りを照らしている。
カランと、心地好い鈴の音の後に、「いらっしゃいませ♡」と言うハナちゃんの声が聞こえて来た。お店の中には、何人かお客さんがいる。
私達の姿を確認すると、パァァァッ!とハナちゃんが満面の笑みを浮かべてこちらへ駆け寄って来た。
「雪ちゃん、江奈っちいらっしゃーい♡待ってたのよ~……って、あら?江奈っち、顔色が真っ青じゃない!どうしたの!?」
ハナちゃんが、ガシッと私の頬を両手で挟み心配そうな顔で見ている。
「うぇ?」
「ほっぺも冷たい!体も冷えてるじゃないの!」
(え?そんなに……?)
なんとなく津田部長に目線をやると、小さく頷いた。
「ハナ。温かいスープお願い」
「分かったわ。さ、入って入って!」
パタパタとハナちゃんがキッチンへと戻って行く。