夜明けー朝日が登る頃ー
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☆純希☆
「ゆみ、大丈夫かな・・・」
電車の中で俺は、ポツリと呟いていた。
昨日家に行った時は平気そうだったけど、さっきは何か・・・様子が、変だった。
ずっとゆみを見てた俺には、無理矢理笑顔で振舞っているように見えた。
何かあったのかと聞きたいが、ゆみはそういう時必ず誰にも話さない。
理由は分からないが、多分俺や親に心配をかけないためだろう・・・。
いつからそうなったのかも、ハッキリとは覚えていない。
だけど多分、ゆみの母親が六年前に海外出張に行ってからだ。
母親は仕事が忙しいのか、行ったきり帰っては来れていないそうだ。
それにゆみも、俺がその話をすると
『いいよ純ちゃん、お母さんだって忙しいんだし。それにこうやってほら、沢山・・・ではないけど、ちよくちょく手紙をくれるし。』
と、少し嬉しそうに笑うだけだった。
少しして、俺の降りる駅になったのと、あまり考えてもしょうがないという結論に至ったので、今までの考えは忘れ、電車を降り、友達と合流した。
☆純希☆
「ゆみ、大丈夫かな・・・」
電車の中で俺は、ポツリと呟いていた。
昨日家に行った時は平気そうだったけど、さっきは何か・・・様子が、変だった。
ずっとゆみを見てた俺には、無理矢理笑顔で振舞っているように見えた。
何かあったのかと聞きたいが、ゆみはそういう時必ず誰にも話さない。
理由は分からないが、多分俺や親に心配をかけないためだろう・・・。
いつからそうなったのかも、ハッキリとは覚えていない。
だけど多分、ゆみの母親が六年前に海外出張に行ってからだ。
母親は仕事が忙しいのか、行ったきり帰っては来れていないそうだ。
それにゆみも、俺がその話をすると
『いいよ純ちゃん、お母さんだって忙しいんだし。それにこうやってほら、沢山・・・ではないけど、ちよくちょく手紙をくれるし。』
と、少し嬉しそうに笑うだけだった。
少しして、俺の降りる駅になったのと、あまり考えてもしょうがないという結論に至ったので、今までの考えは忘れ、電車を降り、友達と合流した。