名探偵と女子高生
「でもそんな…1億なんて…。」
でも、確かに依頼したのは私。たくさん結城さんに迷惑かけてしまったのも事実。
「…わかりました、頑張ります。」
私がそういうと結城さんは何かをプリントし始めた。
そして立ち上がる。
「どうやって頑張るわけ?バイトしてんの?」
「いえ…なのでこれから探そうと思います。」
1億か…道のりは遠いな。
「ふーん、なら心配いらないよ。」
結城さんはそう言ってソファに座った。