名探偵と女子高生




「ここでバイトしろ。」



「え…バイト……?」



バイト…ここで?



「あぁ。バイトだ。1億はおまえの給料から差し引いてやる。その代わり、おまえに渡す給料は0だけどな。」



「いいんですか…?」




結城さんを見つめる。



「あぁ、構わない。ここで働くことで俺は1億逃げられる心配をなく、手に入れられるし、

おまえの、一緒にいたいだとか忘れないで欲しいだとかも達成する。」



結城さんにそう言われ、顔が熱くなる。




< 125 / 132 >

この作品をシェア

pagetop