アイドル的LOVE


それだけいうと、お父さんはハンバーグの盛り付けにとりかかった。

私は二階にある自分の部屋に向かった。



適当な服に着替えて下におりると、もうすっかり夕食が完成していた。



「いっただきま〜す♪」



熱々のハンバーグを口に運ぶ。



「やっぱりお父さんのハンバーグはおいしい!」



あたしがそういうと、お父さんはうれしそうに笑った。





夕食を食べおわって、テレビを見ていると、お母さんが帰ってきた。




「おかえりなさ〜い…って、えっ…?」



私は思わずポカンとした。

なんで、あの人がここに??


私が頭にハテナマークを浮かべているとお母さんが何事もないかのようにその人達を座らせた。


唖然とする私。



「えっと…こんばんは…」


「こんばんは、さやちゃん」


「よっ!さっきはありがとな」



未だに状況が把握できない。


なんで…


なんで…?




なんで大武雄一と水無月さんがここにいるのーーー!!??








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