大好きな君の手

食べ終わる頃には、もう約束の時間の五分前だった。

今日からも、中学生の時にすっっっごくお世話になった紗奈(サナ)ちゃんに迎えに来てもらって一緒に登校するつもりだ。

沙奈ちゃんは、中学1年生からの友達で、スタイル抜群で可愛い、あたしの唯一仲良くなれた女友達だ。
他の子とかは、人の悪口言ったりはぶいたりして、一緒にいると嫌な気持ちになるけど、沙奈ちゃんはそんな事はしなかった。

それに、辛いこととか、苦しいこととか一緒に乗り越えてくれるし、楽しいこととかは2人で分かちあったりできる、唯一の"親友"でもある。

そんな沙奈ちゃんとまた今日からも一緒に同じ学校に登校できると思うと嬉しいな。

あたしはワクワクしながら玄関で待ってると、

「ピーンポーン」

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