君のいる病院。
「伝わらないなら、何回だって言うよ。








望月に信じてもらえるように、俺頑張るから。










だから、もう一度ちゃんと聞いて」
















榎本くんはソファーから立ち上がって










私の目の前まで歩くとその場にしゃがんだ。












「俺は望月から逃げたりしない。










望月のことを絶対1番側で支える。











まだ俺のこと信用出来なくてもいい……











だけど、俺の気持ちは……変わらないから」













私の涙を自分の服の袖で拭うと、







榎本くんはまた立ち上がった。



















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