ゲスな私と犬彼氏
第3章 今の彼氏
1
本題に入ろう
とにかく過去に色々バカみたいに酷い目にあったため、恋愛とかバカバカしくなりそれからは一切しないと決めていた
のだが
今の彼氏には、優しさに一目惚れした
他の男子達と違い明らかに違うのだ
気配りが
性格がピカイチのイケメンだった
性格に一目惚れしたのは初めてだったから自分でも戸惑ったものの、好きになった
彼とは最初友達だった
そんな彼が複数人の友達と一緒に我が家に遊びに来ることになった
当日、みんなで遊びいざ帰ろうとしたのだ
が、私の友達と彼が2人きりで後ろで話をしていて何かいい雰囲気なのだ
え、なんで?と思いつつ気にしながら駅まで送り家に帰ると、その友達から連絡が
『夜白、どうしよう、私告白されちゃった』
は?
あ、ちなみに私が彼を好きなのは誰にも言ってないのでこの友達は悪気はないのだ
しかし私がここで怒っても話にならないので、とりあえずどうするのか聞いた
『え!どーすんの?』
『んー、OKしよっかなーって』
WHY!?
てか、友達って彼のこと好きだっけ?
『別に好きじゃなかったけど、告白されてから好きになっちゃった…』
手に力を入れすぎて、ケータイがミシッと音を立てたのを覚えてる
結局、彼と友達は付き合うことに
第三者があーだこーだ言っても仕方ないし、せめてサポートしてあげよう…と凹みつつふたりの仲を見守ることになった
が、最初は仲良かったのにすぐに喧嘩になったりすることが多くあった
原因は主に、友達のワガママ
そんなワガママにグッと我慢していた彼は精神的にクるものがあったらしい
私も2人の相談によく乗っていたのだが…結局彼も友達も耐えきれず、すぐに破局
まぁほぼ友達が悪いのだが
そのせいで更に精神的苦痛が来た彼は、毎日陰で泣いていた
もう見てられないくらいボロボロで、でも友達をそれでも想う彼は本当に痛々しくてこっちが泣きそうだった
私の入る隙はないな、と察するくらいに
しかし私にも転機が訪れる
彼の女友達がいるのだが、以前からネットで話す程度で実際会った事なかったのだ
結構近くに住んでるため、夏休み中会おうということになった
ついでに彼も一緒に
それで、彼の最寄り駅に行くと彼と女友達に合流
初めての顔合わせに2人でハシャギながら彼の家へ行くことに
彼の家にはこれまた彼の友達(男)がいて、4人で喋りながら過ごしていた
しばらくして、男ふたりがトイレへ行ったのを見計らって女友達が話しかけてきた
「ねぇねぇ、夜白って彼のこと好きでしょ」
「!?」
飲んでいたコーラを吹き出しそうになり、逆に噎せる
女友達はずっとニヤニヤしたままだ
「この際だから告白しちゃえ!私とアイツは帰る時先に出ていくから!」
「ちょちょちょちょ!何で今日告白しないとなん!?」
「他に機会なんてないでしょー?当たって砕けろだよ☆」
「人事だと思って…」
そしてその時が来た
彼女は本当に友達を連れて先に出ていった
本当にやんなきゃダメなのか…!
「アイツ急に先に行ってるとかどーしたんだ?」
「さ、さぁ!?」
帰る前にベッドでこちょこちょし合ってたため、私の背中に彼がいる状態で寝そべっている
う、う…言うタイミングが…どこで言えばいいんだ?
むしろ言っていいのか?というかこれ義務なのか?
やばい死にそう誰か助けて
「つかさ、お前俺にこんなことされてヤじゃないわけ?」
ここだ!!ここで言うんだ!!
と直感で感じた私はほぼヤケクソで
「い、嫌じゃないよ、だって私、○○のこと好きだし…だから、付き合って欲しいんだけど」
「はぁ!?」
ガバッ!と起き上がり動揺する彼
しばらく沈黙が続き、私は
「(あっこれダメだわ振られるわオワタ)」
と思ったが、彼は意外と
「えっと…よろしくお願いします…」
「!!」
2人で真っ赤になりながら荷物を持って下へ降りると、玄関に女友達と友達が待機していた
二人ともニヤつきながら
そのせいで更に真っ赤になり、いっそ蒸発したいと思った夏休み最終日だった
ちなみに帰り道に自販機で気を使って冷たい飲み物を買ってくれた
やっぱ優しいな、と思い熱いほっぺにそれを当てて帰った
とにかく過去に色々バカみたいに酷い目にあったため、恋愛とかバカバカしくなりそれからは一切しないと決めていた
のだが
今の彼氏には、優しさに一目惚れした
他の男子達と違い明らかに違うのだ
気配りが
性格がピカイチのイケメンだった
性格に一目惚れしたのは初めてだったから自分でも戸惑ったものの、好きになった
彼とは最初友達だった
そんな彼が複数人の友達と一緒に我が家に遊びに来ることになった
当日、みんなで遊びいざ帰ろうとしたのだ
が、私の友達と彼が2人きりで後ろで話をしていて何かいい雰囲気なのだ
え、なんで?と思いつつ気にしながら駅まで送り家に帰ると、その友達から連絡が
『夜白、どうしよう、私告白されちゃった』
は?
あ、ちなみに私が彼を好きなのは誰にも言ってないのでこの友達は悪気はないのだ
しかし私がここで怒っても話にならないので、とりあえずどうするのか聞いた
『え!どーすんの?』
『んー、OKしよっかなーって』
WHY!?
てか、友達って彼のこと好きだっけ?
『別に好きじゃなかったけど、告白されてから好きになっちゃった…』
手に力を入れすぎて、ケータイがミシッと音を立てたのを覚えてる
結局、彼と友達は付き合うことに
第三者があーだこーだ言っても仕方ないし、せめてサポートしてあげよう…と凹みつつふたりの仲を見守ることになった
が、最初は仲良かったのにすぐに喧嘩になったりすることが多くあった
原因は主に、友達のワガママ
そんなワガママにグッと我慢していた彼は精神的にクるものがあったらしい
私も2人の相談によく乗っていたのだが…結局彼も友達も耐えきれず、すぐに破局
まぁほぼ友達が悪いのだが
そのせいで更に精神的苦痛が来た彼は、毎日陰で泣いていた
もう見てられないくらいボロボロで、でも友達をそれでも想う彼は本当に痛々しくてこっちが泣きそうだった
私の入る隙はないな、と察するくらいに
しかし私にも転機が訪れる
彼の女友達がいるのだが、以前からネットで話す程度で実際会った事なかったのだ
結構近くに住んでるため、夏休み中会おうということになった
ついでに彼も一緒に
それで、彼の最寄り駅に行くと彼と女友達に合流
初めての顔合わせに2人でハシャギながら彼の家へ行くことに
彼の家にはこれまた彼の友達(男)がいて、4人で喋りながら過ごしていた
しばらくして、男ふたりがトイレへ行ったのを見計らって女友達が話しかけてきた
「ねぇねぇ、夜白って彼のこと好きでしょ」
「!?」
飲んでいたコーラを吹き出しそうになり、逆に噎せる
女友達はずっとニヤニヤしたままだ
「この際だから告白しちゃえ!私とアイツは帰る時先に出ていくから!」
「ちょちょちょちょ!何で今日告白しないとなん!?」
「他に機会なんてないでしょー?当たって砕けろだよ☆」
「人事だと思って…」
そしてその時が来た
彼女は本当に友達を連れて先に出ていった
本当にやんなきゃダメなのか…!
「アイツ急に先に行ってるとかどーしたんだ?」
「さ、さぁ!?」
帰る前にベッドでこちょこちょし合ってたため、私の背中に彼がいる状態で寝そべっている
う、う…言うタイミングが…どこで言えばいいんだ?
むしろ言っていいのか?というかこれ義務なのか?
やばい死にそう誰か助けて
「つかさ、お前俺にこんなことされてヤじゃないわけ?」
ここだ!!ここで言うんだ!!
と直感で感じた私はほぼヤケクソで
「い、嫌じゃないよ、だって私、○○のこと好きだし…だから、付き合って欲しいんだけど」
「はぁ!?」
ガバッ!と起き上がり動揺する彼
しばらく沈黙が続き、私は
「(あっこれダメだわ振られるわオワタ)」
と思ったが、彼は意外と
「えっと…よろしくお願いします…」
「!!」
2人で真っ赤になりながら荷物を持って下へ降りると、玄関に女友達と友達が待機していた
二人ともニヤつきながら
そのせいで更に真っ赤になり、いっそ蒸発したいと思った夏休み最終日だった
ちなみに帰り道に自販機で気を使って冷たい飲み物を買ってくれた
やっぱ優しいな、と思い熱いほっぺにそれを当てて帰った