そんな結婚、あるワケないじゃん!
羽田はあれこれと説明したりしない。
だから、余計にそんな気がした。


「大丈夫か?洗い物ほっといていいから寝ろよ。後は俺がやっとく」


「うん……ごめんね……」


羽田なりにこの後のこと、いろいろ考えてた筈だと思う。

なのに、全部おじゃんにしてゴメン。

何だかまた泣きそうな気がする。

早く、この場から逃げださないとーーー。





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