「・・・渇き・・・」
精神的な自動防衛か
衝撃による気絶なのかは分からない。

ただ気が付いた時、
私の体は
生温く赤い液体に包まれ、
原型を留めていない車内と私には
誰のモノか考えたくない肉片がこびり付いていた。
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