「・・・渇き・・・」
病室に集まった親戚は
誰が私を引き取るかで議論を繰り広げる。

誰にも必要とされない
疫病神扱い

私の心は濁るばかり。

結局、私は施設に預けられた。

それと同時に心が虚ろになった。
< 13 / 28 >

この作品をシェア

pagetop