strange
手を引き寄せて、挟んだ紙に目をやると封筒だった。


ピンク色の、桜の花がプリントされていてところどころキラキラ光っている。



ドクンッと胸が鳴った。


そっと封筒を開いて覗くと、折りたたまれた便箋が入っている。


記憶にない封筒。

これによって私の記憶の空洞が埋まるのか…
それとも…


怖い、でも知りたい。

知らなければならない。

そう、強く感じた。
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