OUTLOW 〜能天気少女の裏の顔〜
ぱんっ
す「しゃ、命中…!」
10発打って全部的の心臓に命中。
まぁそれくらいできないと桜にはいられないもんね。
はじめは全然…いや。
いつの間に殺しが出来るようになったんだろう?
怖いとか、そういう感情がなくなったのはいつからだったんだろ…。
たまに、こう言う拳銃の稽古とかしてる時ぞっとする事がある。
自分がいまどんな大罪人か、これからどうなるのかも分からないし、殺しに違和感を感じなくなった自分に。
す「馬鹿なの、私?」
そうだよ
今更引き返せないんだから。
殺しの世界に入ったからには死ぬまで…ここで生きなきゃ。
す「っ!?」
ぼーっとしてると誰かの気配を感じて
拳銃を構える。
隼「オイ…俺の気配ぐらい見分けやがれ。」
なんだ…
隼人か。
す「ごめん。」
隼「そんなにぼーっとしてたら桜、失格だぞ?」
す「はーい…。」
其処まで言わなくても!!
隼人も厳しんだもんなぁ。
ちえっ。