OUTLOW 〜能天気少女の裏の顔〜
上司
す「くぁ…」
寒い冬も終盤に近づき、もうすぐ高1も終わってしまう時期になった。
最近学校行ってないし…そろそろ行かなきゃ単位落としかねないのはわかってるんだけど、ドタバタしてて
うん
とにかく忙しい!
ま〜この学校も潜入目的だからいいんだけどさ。
そんな事を考えながら鏡の前で久しぶりのスーツ姿をチェックする。
黒のジャケットに白のシャツにグレーのガウチョみたいなやつで大人めな感じ?で。
す「よし、これで行くか!」
なんで今日はこんな格好をするのかっていうと
防衛省の上司からの呼び出しがあるから。
私も拾ってくれた大切な恩人でもある、おじさん からの呼び出しだもん。
きっと重要な任務のはず…
気がにひきしまる。