あめこい。



「…」

呆れたような訝しげな目をする男の子。



「…」

その瞳の冷たさに私も黙る。





「…」

話すのを諦めたように私を一瞥して会議室から行ってしまう。




「待って…」

どこに行くのだろう、と私も後を追う。





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