先生は私の旦那様
お風呂を済ませ寝室に入ると直寿はベットで本を読んでいた。
このところ忙しく遅くまで直寿は書斎で仕事をしていた為ベットで本を読んでる姿の直寿を見るのは久しぶりだった。
直寿の綺麗な横顔に見惚れていると直寿は稀美果に気が付いたようで本から顔を上げると「ん?どうした?」と聞いた。
稀美果はニッコリ笑いベットに入ると
「ううん、何でも無いよ。ただ私の旦那様は素敵だなーって見惚れてただけ。」
直寿は読んでいた本を閉じ「何だそれ?」と微笑する。
直寿に腕枕をして貰い直寿にくっつく様に直寿の胸へ顔を埋めると直寿のぬくもりを感じ直寿から香る石鹸の香り。
直寿も同じ事を思っていたようで、
「稀美果から良い匂いがする。」
「直寿も良い匂いするよ。同じ薔薇の香り。」
私が幼い頃から使っている薔薇の香りの石鹸を、直寿も気に入って使ってくれている。
稀美果が直寿をクンクンとすると直寿は「やばい!」と、言って体を離した。
どうしたのかと思い顔を上げると眉を下げ困ったような顔の直寿。
「久しぶり稀美果にクンクンされたから自制心が抑えれなくなる。」と苦笑する。
私は、クスッと笑い直寿にギュッと抱きつき
「直寿好きだよ」と言うと
直寿はハァ…と小さく溜息を付き
「俺を困らせるなよ。奥さん!」と髪にキスを落としてくれる。
「今日ね碧とこの夏休み中何処か行くの?って話をしてたんだよ。私は、直寿が忙しいから何処も行かないって話したら、碧も予定無いって言ってた。『高校生になってまで親と旅行したくない』ってふたりでつまんないねって話してたんだよね…私が直寿と、旅行行くって言ったら羨ましがるだろうなぁ……直寿?…」
「ハァ…分かった。上島を誘っていいぞ!」
「本当!? 有難う。直寿大好き!! 碧、喜ぶよ! 連絡しなきゃ!」
稀美果はベットから飛び出し机の上のスマホの画面をタップして碧に電話をかけ始めた。
「あっ碧? 遅くにごめんね? ………25日の金曜日から2泊3日で直寿と名古屋に旅行に行くの。…………で、碧も予定無かったら一緒に行かない? ………うん! 直寿が一緒にって! ………え? 尚樹も?」
稀美果は直寿の顔を見ると眉を下げ頷いてくれる。
「尚樹も良いって! じゃーまた明日話すね! お休み」
このところ忙しく遅くまで直寿は書斎で仕事をしていた為ベットで本を読んでる姿の直寿を見るのは久しぶりだった。
直寿の綺麗な横顔に見惚れていると直寿は稀美果に気が付いたようで本から顔を上げると「ん?どうした?」と聞いた。
稀美果はニッコリ笑いベットに入ると
「ううん、何でも無いよ。ただ私の旦那様は素敵だなーって見惚れてただけ。」
直寿は読んでいた本を閉じ「何だそれ?」と微笑する。
直寿に腕枕をして貰い直寿にくっつく様に直寿の胸へ顔を埋めると直寿のぬくもりを感じ直寿から香る石鹸の香り。
直寿も同じ事を思っていたようで、
「稀美果から良い匂いがする。」
「直寿も良い匂いするよ。同じ薔薇の香り。」
私が幼い頃から使っている薔薇の香りの石鹸を、直寿も気に入って使ってくれている。
稀美果が直寿をクンクンとすると直寿は「やばい!」と、言って体を離した。
どうしたのかと思い顔を上げると眉を下げ困ったような顔の直寿。
「久しぶり稀美果にクンクンされたから自制心が抑えれなくなる。」と苦笑する。
私は、クスッと笑い直寿にギュッと抱きつき
「直寿好きだよ」と言うと
直寿はハァ…と小さく溜息を付き
「俺を困らせるなよ。奥さん!」と髪にキスを落としてくれる。
「今日ね碧とこの夏休み中何処か行くの?って話をしてたんだよ。私は、直寿が忙しいから何処も行かないって話したら、碧も予定無いって言ってた。『高校生になってまで親と旅行したくない』ってふたりでつまんないねって話してたんだよね…私が直寿と、旅行行くって言ったら羨ましがるだろうなぁ……直寿?…」
「ハァ…分かった。上島を誘っていいぞ!」
「本当!? 有難う。直寿大好き!! 碧、喜ぶよ! 連絡しなきゃ!」
稀美果はベットから飛び出し机の上のスマホの画面をタップして碧に電話をかけ始めた。
「あっ碧? 遅くにごめんね? ………25日の金曜日から2泊3日で直寿と名古屋に旅行に行くの。…………で、碧も予定無かったら一緒に行かない? ………うん! 直寿が一緒にって! ………え? 尚樹も?」
稀美果は直寿の顔を見ると眉を下げ頷いてくれる。
「尚樹も良いって! じゃーまた明日話すね! お休み」