先生は私の旦那様
「クロリン? まさかと思うけど怖いの?」
「……こっ怖いわけないだろ…ちょっと苦手なだけだ!」
尚樹の意地悪な問いかけに直寿は動揺を隠せないでいる。
どうしよう?……
碧には以前ジェットコースターに乗って直寿が青褪めていた話をした事がある。昨夜も『直寿は絶叫系は苦手だから3人で制覇しようね?』って言っておいたけど尚樹には何も言ってなかった…
私は、尚樹の腕を掴むと
「尚樹! あのさ碧と3人で乗って来ようよ?ね!」と、笑顔を尚樹に向け引っ張った。
すると尚樹は悪い笑顔を浮かべた。
「稀美果のその可愛い笑顔に頼まれたら断れないよなぁやっぱり稀美果は俺の事が好きなんだな。 本当は3人でと言うより俺と2人で乗りたいんだろ? やっぱりジェットコースターが乗れないようなヘタレより俺の方が良いんだよな! じゃークロリンなんか放っておいて行こうか?」
尚樹の発した訳の分からない言葉に固まっている私の肩に尚樹は腕を回した。
えっ? ちょっとなに…
尚樹の腕から離れようとしたしたその時…
「おい!」と私から尚樹を引き離し「誰が乗れないと言った? ちょっと苦手と言っただけだ! 稀美果行くぞ!」
直寿は稀美果の手を取るとホワイトサイクロンの乗り場へと向かう。
「直寿? そんなにムキにならないで… 尚樹はちょっとからかっただけだって! 辞めとこ?ね?」
「いや、大丈夫だ! これくらい乗れる!」
「直寿、これくらいと言うけど前回乗ったシャトルループとは違いすぎるよ! 絶対無理だって!」
直寿は稀美果に言われて一瞬立ち止まったが意を決して再び歩き出した。
「……こっ怖いわけないだろ…ちょっと苦手なだけだ!」
尚樹の意地悪な問いかけに直寿は動揺を隠せないでいる。
どうしよう?……
碧には以前ジェットコースターに乗って直寿が青褪めていた話をした事がある。昨夜も『直寿は絶叫系は苦手だから3人で制覇しようね?』って言っておいたけど尚樹には何も言ってなかった…
私は、尚樹の腕を掴むと
「尚樹! あのさ碧と3人で乗って来ようよ?ね!」と、笑顔を尚樹に向け引っ張った。
すると尚樹は悪い笑顔を浮かべた。
「稀美果のその可愛い笑顔に頼まれたら断れないよなぁやっぱり稀美果は俺の事が好きなんだな。 本当は3人でと言うより俺と2人で乗りたいんだろ? やっぱりジェットコースターが乗れないようなヘタレより俺の方が良いんだよな! じゃークロリンなんか放っておいて行こうか?」
尚樹の発した訳の分からない言葉に固まっている私の肩に尚樹は腕を回した。
えっ? ちょっとなに…
尚樹の腕から離れようとしたしたその時…
「おい!」と私から尚樹を引き離し「誰が乗れないと言った? ちょっと苦手と言っただけだ! 稀美果行くぞ!」
直寿は稀美果の手を取るとホワイトサイクロンの乗り場へと向かう。
「直寿? そんなにムキにならないで… 尚樹はちょっとからかっただけだって! 辞めとこ?ね?」
「いや、大丈夫だ! これくらい乗れる!」
「直寿、これくらいと言うけど前回乗ったシャトルループとは違いすぎるよ! 絶対無理だって!」
直寿は稀美果に言われて一瞬立ち止まったが意を決して再び歩き出した。