先生は私の旦那様
私としたくないの…
稀美果が洗濯物を片付けている間に直寿が食事の用意をしてくれていた。
直寿は私より手際よく味付けも美味しい。
「なんかさぁ…まずいよねぇ……」
「ん?ほうれん草のお浸し不味かった?」
直寿はほうれん草のお浸しを食べて『ちょっと味薄いか?…』と首をひねっている。
「ううん…ほうれん草のお浸し美味しいよ。そうじゃなくて、直寿ってなんでも出来ちゃうじゃん! 料理だって私より上手だし… 私、直寿にお嫁さんらしい事何も出来てないよね?…」
「俺は大学時代一人暮らしで自炊していたから。でも稀美果は結婚するまで何もして来なかったから仕方ないよ! でも今は一生懸命俺のために頑張ってくれてるだろ? 十分お嫁さんらしいと思うけど?」
「でもさぁ… それだけというか…… それ以外はなにも……」
直寿に『お嫁さんらしいと思う』と言われても自信が持てず稀美果は俯いてしまった。
「今はまだ、学生なんだから勉強が一番だろ? 何もかも一度に頑張らなくて良いよ! 俺は稀美果と居るだけで幸せなんだからさ!」
居るだけで幸せって言っても……
結婚して一度もエッチしないのって変じゃないかな……
普通の夫婦ってエッチするよね……
いや、夫婦じゃ無くても好きな人とならエッチしたいと思うはずでしょ?……
直寿は思わないの?……
健康な男の人ならエッチしたいんじゃないの?……
もしかして直寿どこか欠陥があるの?!……
でも… そんな事聞けないよねぇ……
直寿は私より手際よく味付けも美味しい。
「なんかさぁ…まずいよねぇ……」
「ん?ほうれん草のお浸し不味かった?」
直寿はほうれん草のお浸しを食べて『ちょっと味薄いか?…』と首をひねっている。
「ううん…ほうれん草のお浸し美味しいよ。そうじゃなくて、直寿ってなんでも出来ちゃうじゃん! 料理だって私より上手だし… 私、直寿にお嫁さんらしい事何も出来てないよね?…」
「俺は大学時代一人暮らしで自炊していたから。でも稀美果は結婚するまで何もして来なかったから仕方ないよ! でも今は一生懸命俺のために頑張ってくれてるだろ? 十分お嫁さんらしいと思うけど?」
「でもさぁ… それだけというか…… それ以外はなにも……」
直寿に『お嫁さんらしいと思う』と言われても自信が持てず稀美果は俯いてしまった。
「今はまだ、学生なんだから勉強が一番だろ? 何もかも一度に頑張らなくて良いよ! 俺は稀美果と居るだけで幸せなんだからさ!」
居るだけで幸せって言っても……
結婚して一度もエッチしないのって変じゃないかな……
普通の夫婦ってエッチするよね……
いや、夫婦じゃ無くても好きな人とならエッチしたいと思うはずでしょ?……
直寿は思わないの?……
健康な男の人ならエッチしたいんじゃないの?……
もしかして直寿どこか欠陥があるの?!……
でも… そんな事聞けないよねぇ……