先生は私の旦那様
「稀美果、帰りにパフェ食べに行かない?」
「ごめん、今日は部活に顔出すからまた今度ね!じゃーね!」
甘いものが大好きな碧に付き合って、駅前のカフェの名物パフェを月に一度ぐらいの頻度で食べに行く。
バケツに入った大きなパフェを碧はほぼ一人で食べてしまうのだ。
しかし、今日は部活に顔を出さなくてはいけなかったので断ってしまった。と、言うよりパフェを食べる気分ではなかった。
部屋の扉を開けると一斉に視線が向けられる。
「あっ部長!」
「ごめんね、遅くなっちゃって、始めようか?」
今日は月に一度の部の会議の日だった。
そしてここは放送室の隣室で放送部の部室。
放送部は3年生は稀美果1人で、2年生は3人、1年生は2人の部員数6人と極小クラブなのである。
「じゃー再来週からはこれで行く事にして、リクエスト曲の集計は私がやっておくので、月曜日にでも目を通して各自オリジナルストーリで担当の日に流してくれる。じゃ!お疲れ様。気をつけて帰ってね。」
「「お疲れ様でした。」」
部会が終わりみんなが部室を出ていく中、副部長で2年生の日比野さんから声が掛かった。
「部長!集計、今からするんですよね? 私手伝いますよ。」
「ありがとう。じゃーお願いしていい?」
全校生徒のアンケート用紙をひとりで集計するのは大変だと思っていたので遠慮無くお願いをし、早速日比野さんと集計を始めた。
「先輩って黒木先生のクラスでしたよね? どんな先生ですか?」
「どんな? って言われてもねぇ……」
「今、黒木先生の噂あるじゃないですか? あれって本当なんですか? 私、黒木先生って同棲してる彼女が居るって聞いた事があるんですよ! いつも彼女が作ってくれるお弁当を食べてるって聞くし、私も美味しそうに食べてる黒木先生見た事あるんですよね… だから校門前で女性と抱き合って居たって聞いて信じられなくて… でも、私のクラスの子も見たって言うし…」
「ごめん、今日は部活に顔出すからまた今度ね!じゃーね!」
甘いものが大好きな碧に付き合って、駅前のカフェの名物パフェを月に一度ぐらいの頻度で食べに行く。
バケツに入った大きなパフェを碧はほぼ一人で食べてしまうのだ。
しかし、今日は部活に顔を出さなくてはいけなかったので断ってしまった。と、言うよりパフェを食べる気分ではなかった。
部屋の扉を開けると一斉に視線が向けられる。
「あっ部長!」
「ごめんね、遅くなっちゃって、始めようか?」
今日は月に一度の部の会議の日だった。
そしてここは放送室の隣室で放送部の部室。
放送部は3年生は稀美果1人で、2年生は3人、1年生は2人の部員数6人と極小クラブなのである。
「じゃー再来週からはこれで行く事にして、リクエスト曲の集計は私がやっておくので、月曜日にでも目を通して各自オリジナルストーリで担当の日に流してくれる。じゃ!お疲れ様。気をつけて帰ってね。」
「「お疲れ様でした。」」
部会が終わりみんなが部室を出ていく中、副部長で2年生の日比野さんから声が掛かった。
「部長!集計、今からするんですよね? 私手伝いますよ。」
「ありがとう。じゃーお願いしていい?」
全校生徒のアンケート用紙をひとりで集計するのは大変だと思っていたので遠慮無くお願いをし、早速日比野さんと集計を始めた。
「先輩って黒木先生のクラスでしたよね? どんな先生ですか?」
「どんな? って言われてもねぇ……」
「今、黒木先生の噂あるじゃないですか? あれって本当なんですか? 私、黒木先生って同棲してる彼女が居るって聞いた事があるんですよ! いつも彼女が作ってくれるお弁当を食べてるって聞くし、私も美味しそうに食べてる黒木先生見た事あるんですよね… だから校門前で女性と抱き合って居たって聞いて信じられなくて… でも、私のクラスの子も見たって言うし…」