先生は私の旦那様
授業後、稀美果は資料室を掃除していた。
「稀美果、何かあったか?学園長に弁当を届けたって…」
「特にありません!掃除の邪魔なので出て行ってくれますか?!」
直寿が女子生徒からお弁当を嬉しそうに受け取っている姿を見た稀美果はそのまま学園長室に向かった。
「お祖母様、良かったらお弁当食べて!」
「あら?稀美果が作ってくれたの?ありがとう。でも、私が食べても良いのかしら?」
「良いのよ!お祖母様が食べないんだったら捨てるわ!」
「フフフ、直寿さんは生徒からも先生達からもモテるから大変ね?」
「えっ?先生達からも?」
「そうよ、だって優しくてあんなに格好いいんですもの皆んな放っとかないわよ。あんまり拗ねた顔してると直寿さんに嫌われるわよ!早く仲直りしなさいね!フフフ」
仲直りって…
別に喧嘩してるわけじゃない…
直寿が私以外にもあんな顔見せてるなんて知らなかったから…
私以外の人からお弁当作って貰って喜んでるなんて…
知りたくなかった…
見たくなかった…
「稀美果、何かあったか?学園長に弁当を届けたって…」
「特にありません!掃除の邪魔なので出て行ってくれますか?!」
直寿が女子生徒からお弁当を嬉しそうに受け取っている姿を見た稀美果はそのまま学園長室に向かった。
「お祖母様、良かったらお弁当食べて!」
「あら?稀美果が作ってくれたの?ありがとう。でも、私が食べても良いのかしら?」
「良いのよ!お祖母様が食べないんだったら捨てるわ!」
「フフフ、直寿さんは生徒からも先生達からもモテるから大変ね?」
「えっ?先生達からも?」
「そうよ、だって優しくてあんなに格好いいんですもの皆んな放っとかないわよ。あんまり拗ねた顔してると直寿さんに嫌われるわよ!早く仲直りしなさいね!フフフ」
仲直りって…
別に喧嘩してるわけじゃない…
直寿が私以外にもあんな顔見せてるなんて知らなかったから…
私以外の人からお弁当作って貰って喜んでるなんて…
知りたくなかった…
見たくなかった…