変わらぬ愛なんて、あり得ない!【甘い香りに誘われてⅡ】spin off
「美咲の部屋の残りの荷物、ここに運ぼう」
こくんと頷く私に、矢野さんが、ふわりと優しく微笑んだ。
私の頬を撫でている手が止まる。
「俺は、美咲が好きだ。ずっと俺の側にいて欲しい」
ドキッ…嘘……
「美咲は『ずっと』て言葉が嫌いだよな?でも俺、語彙力が乏しくて、他に言葉が思い浮かばないんだ」
矢野さんの瞳が、僅かに揺れている。
いつもの自信満々な態度とは違う、様子に戸惑ってしまう。
「私も、矢野さんが好きです。矢野さんは三嶋さんと恋人同士なんだって思ってたから、自分の気持ちに気づかない振りしてた。
でも、矢野さんだから、恋する事が出来たの」
目を見開いた矢野さんが、キスしていい?と呟いたと同時に、唇に柔らかな温もりを感じた。
驚いて矢野さんを見ると、蕩けそうなくらい甘い視線で私を捕らえる。
静かに目を閉じ、またキスをした。
ねえ、矢野さん、私が貴方を想う気持ちは、永遠に変わらないよ。
こくんと頷く私に、矢野さんが、ふわりと優しく微笑んだ。
私の頬を撫でている手が止まる。
「俺は、美咲が好きだ。ずっと俺の側にいて欲しい」
ドキッ…嘘……
「美咲は『ずっと』て言葉が嫌いだよな?でも俺、語彙力が乏しくて、他に言葉が思い浮かばないんだ」
矢野さんの瞳が、僅かに揺れている。
いつもの自信満々な態度とは違う、様子に戸惑ってしまう。
「私も、矢野さんが好きです。矢野さんは三嶋さんと恋人同士なんだって思ってたから、自分の気持ちに気づかない振りしてた。
でも、矢野さんだから、恋する事が出来たの」
目を見開いた矢野さんが、キスしていい?と呟いたと同時に、唇に柔らかな温もりを感じた。
驚いて矢野さんを見ると、蕩けそうなくらい甘い視線で私を捕らえる。
静かに目を閉じ、またキスをした。
ねえ、矢野さん、私が貴方を想う気持ちは、永遠に変わらないよ。