年の差恋愛
食事を済ませた後は、2人で、手を繋いで、その辺を散歩した。
2人で買い物とか、映画とか、やりたい事は沢山あったが、今は2人でいる事が幸せで、お互いの事を色々話すのが楽しかった。
27歳と言う年の差は、本当に大きい。その時流行った事や物、どんなアーティストが好きで、どんなテレビを見てるとか。
カルチャーショックを受けつつ、でも、知らない事を沢山知れて、楽しかったし、もっとお互いの事を知りたいと思った。
「…亜美、本当は、もっと行きたいところとか、あるんじゃないか?せっかくのデートなのに」
何だか心配になってきた茂が、亜美に問う。
「…無いって言ったら嘘になりますけど、こうやって、茂さんの事沢山知れて凄く楽しいし…行きたいところが出来たら、茂さんが嫌って言っても付いてきてもらいますから」
そう言って、いたずらっ子のような笑みを浮かべた亜美を見て、茂も自然と顔がほころぶ。
それと同時に、飾らず素の自分でいられる心地よさに、茂は幸せだと感じ、絶対亜美を手放したくないと思った。
そのせいか、無意識に亜美の手を握りしめていた。
「…茂さん、どうかしました?」
ぎゅっと握られた手を一瞬見て、顔を上げた亜美が茂に問いかけた。
「…いや、何でもない」
と、笑顔で首を振ると、またゆっくりと歩いた。
2人で買い物とか、映画とか、やりたい事は沢山あったが、今は2人でいる事が幸せで、お互いの事を色々話すのが楽しかった。
27歳と言う年の差は、本当に大きい。その時流行った事や物、どんなアーティストが好きで、どんなテレビを見てるとか。
カルチャーショックを受けつつ、でも、知らない事を沢山知れて、楽しかったし、もっとお互いの事を知りたいと思った。
「…亜美、本当は、もっと行きたいところとか、あるんじゃないか?せっかくのデートなのに」
何だか心配になってきた茂が、亜美に問う。
「…無いって言ったら嘘になりますけど、こうやって、茂さんの事沢山知れて凄く楽しいし…行きたいところが出来たら、茂さんが嫌って言っても付いてきてもらいますから」
そう言って、いたずらっ子のような笑みを浮かべた亜美を見て、茂も自然と顔がほころぶ。
それと同時に、飾らず素の自分でいられる心地よさに、茂は幸せだと感じ、絶対亜美を手放したくないと思った。
そのせいか、無意識に亜美の手を握りしめていた。
「…茂さん、どうかしました?」
ぎゅっと握られた手を一瞬見て、顔を上げた亜美が茂に問いかけた。
「…いや、何でもない」
と、笑顔で首を振ると、またゆっくりと歩いた。