年の差恋愛
…それから、茂が料理を担当し、亜美がそれを並べた。
出来た料理と、少しのお酒を楽しみながら、また、お互いの話をした。
片付けは、亜美が洗い物をして、茂が食器をしまった。
食後は、温かいお茶を飲みながら、まったりと過ごした。
「…明日から、また仕事ですね。…そろそろ帰らなきゃ」
…只今の時刻、午後9時を少し回ったころ。
本当は、まだまだ一緒にいたいけど、そうも言っていられない。
立ち上がろうとした亜美を、茂は自分の方に引き寄せると、キスをする。
優しかったキスは、段々と深くなり、亜美はなんとも言えない感覚に陥っていく。
「…そんな顔するな。帰したくなくなる」
亜美の耳に囁いた茂の声に、痺れるような感覚で、体の力は抜けてしまった。
潤んだ瞳で茂を見つめると、茂は、困ったような笑みを浮かべ、亜美を抱きしめた。
「…この先は、また今度」
「…私が…初めてだから?」
「…そう、焦る必要はないだろ?ずっと一緒にいるんだから」
大事にしたいから、焦りたくない。茂なりの優しさだった。
「…ありがとう、茂さん」
亜美は、茂に、ぎゅーっと抱きついた。
素直に甘えたよな亜美が可愛くて。茂は、いつまで我慢出来るんだかと、自問自答していた。
出来た料理と、少しのお酒を楽しみながら、また、お互いの話をした。
片付けは、亜美が洗い物をして、茂が食器をしまった。
食後は、温かいお茶を飲みながら、まったりと過ごした。
「…明日から、また仕事ですね。…そろそろ帰らなきゃ」
…只今の時刻、午後9時を少し回ったころ。
本当は、まだまだ一緒にいたいけど、そうも言っていられない。
立ち上がろうとした亜美を、茂は自分の方に引き寄せると、キスをする。
優しかったキスは、段々と深くなり、亜美はなんとも言えない感覚に陥っていく。
「…そんな顔するな。帰したくなくなる」
亜美の耳に囁いた茂の声に、痺れるような感覚で、体の力は抜けてしまった。
潤んだ瞳で茂を見つめると、茂は、困ったような笑みを浮かべ、亜美を抱きしめた。
「…この先は、また今度」
「…私が…初めてだから?」
「…そう、焦る必要はないだろ?ずっと一緒にいるんだから」
大事にしたいから、焦りたくない。茂なりの優しさだった。
「…ありがとう、茂さん」
亜美は、茂に、ぎゅーっと抱きついた。
素直に甘えたよな亜美が可愛くて。茂は、いつまで我慢出来るんだかと、自問自答していた。