年の差恋愛
元カノVS今カノ
…結局、自分の部屋に帰ったのは、午前0時近く。
何時もは本当に怖い市来部長。でも、本当の茂は、優しくて甘々な人だった。凄く大人でやさしくて、甘々な茂に、亜美は完全に心を射抜かれた。
もし、茂ではない違う男が彼氏になっても、物足りなさ過ぎて、直ぐに別れてしまうだろう。
…次の日。睡眠時間こそ短かったが、清々しく朝を迎えた亜美は、いつものように、一番に出社した。デスクを拭いて回り、来た人にお茶を淹れてあげる。
その最中、茂が出社して来た。前に、お茶を出して怒られた亜美は、出そうかどうか迷ったが、みんなに出していたので、恐る恐る、茂のデスクの上に、お茶を置いた。
「おはようございます、市来部長。お茶をどうぞ」
「…」
「…し、失礼します」
「…ありがとう」
思いがけないお礼の言葉に、亜美は驚きの眼差しで、茂を見た。
…その顔は、やはり少し怒って…?…⁈
なかった。怒った表情と正反対のほんの少し微笑んでいる。亜美はいつもと違う茂に嬉しいが、周りに感づかれないかとヒヤヒヤした。
「…おはようございます、市来部長」
「…おはよう、あぁ、来たのか。みんなに紹介しよう」
茂の目の前に、ビックリする程美人な女性が。2人が並んで立っていると、美男美女でとても様になる。
亜美はその2人を見て、胸が痛くなった。
何時もは本当に怖い市来部長。でも、本当の茂は、優しくて甘々な人だった。凄く大人でやさしくて、甘々な茂に、亜美は完全に心を射抜かれた。
もし、茂ではない違う男が彼氏になっても、物足りなさ過ぎて、直ぐに別れてしまうだろう。
…次の日。睡眠時間こそ短かったが、清々しく朝を迎えた亜美は、いつものように、一番に出社した。デスクを拭いて回り、来た人にお茶を淹れてあげる。
その最中、茂が出社して来た。前に、お茶を出して怒られた亜美は、出そうかどうか迷ったが、みんなに出していたので、恐る恐る、茂のデスクの上に、お茶を置いた。
「おはようございます、市来部長。お茶をどうぞ」
「…」
「…し、失礼します」
「…ありがとう」
思いがけないお礼の言葉に、亜美は驚きの眼差しで、茂を見た。
…その顔は、やはり少し怒って…?…⁈
なかった。怒った表情と正反対のほんの少し微笑んでいる。亜美はいつもと違う茂に嬉しいが、周りに感づかれないかとヒヤヒヤした。
「…おはようございます、市来部長」
「…おはよう、あぁ、来たのか。みんなに紹介しよう」
茂の目の前に、ビックリする程美人な女性が。2人が並んで立っていると、美男美女でとても様になる。
亜美はその2人を見て、胸が痛くなった。