たとえ見えなくなっても、私には。

「瞳美ー! おはよう!」


「聡支君、おはよう。」


私は今までとは違って見えづらいとか、痛いとか聡支君に言うようになった。
今も申し訳なさは消えてない。
けど、前よりその気持ちは薄れた。


聡支君は頼ると嬉しそうにしてくれる。
何でなのかは分んないけど、でも、そうしてくれる彼のおかげで私はすごく助けられてる。
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