ストロベリーショートケーキ<第一話>気が付けばそこは

早速一口

｢美味い…他のも美味かったけどこれは…禁断のイチゴか…解る気がするな｣

さっきまで敵意ムキ出しだったあたしもコイツの態度で少し気分がほぐれて来た…とは言えこのケーキはハンパじゃなく美味い。

｢あなたに褒めて頂いた事は僕にとってこの上無い名誉です。ですがこのイチゴのポテンシャルは、まだこんなもんじゃない…そう感じませんか？僕には、そう思えるんです｣

たしかに…まだ奥が深そう

どこで探して来たの？って感じだな…