居場所をください。



「考え事?」


「うん、まぁ。

でもなんでもないから気にしないで。」


「なに、隠し事かよ。

ちゃんと言えよ。」


「別に大したことじゃないよ。

私の部屋に貴也が泊まってるってバレたら

評判落としちゃうかなって。


ブログ書こうとして、今写メとったら

まずいからやめようと思っただけ。」


「ふーん。別に気にしなくていいじゃん、」


「そういうわけにはいかないよ。

まぁ朝の写メあるし。

それ使うからいいよ。」


「でも毎日俺の事書いてて飽きねー?」


「私は飽きないよ。

コメントでも、毎日一緒で羨ましいとか

結構かかれるしね。」


「へぇ、そうなんだ。

確かに毎日一緒だな。」


「でしょ?

もう半同棲みたいじゃない?」


「確かに。

泊まりに来ない方が珍しいもんな。」


「二人でいるには十分広さあるしね。

狭いのはベッドだけ。」


「あれはあれでいいんじゃね。」


「そうだね。」


くっつかないと寝れないしね。


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