居場所をください。



「……………そんなに睨まないでくれる?」


「美鈴に変なこと言うなよ。」


「そんなに美鈴美鈴って、美鈴のこと好きなの?」


「は?美鈴のこと好きなのは俺じゃなくて「あー!!」


「……………朔也うるせーよ。」


金髪君が朔也を睨む。


「お前こそなに言おうとしてんだよ!」


「……………もしかして朔也って

美鈴のこと好きなの?」


「え!そうなの!?

朔也、美鈴ちゃんのこと好きなの!?」


颯太うるさいし…。


「一回フラれてるくせにこりねーよな。

しかもそれ彼女にバレてフラれてるし。

お前フラれまくりだな。」


「うるせーよ!」


「しかも美鈴にはもう彼氏がいて

その彼氏にベタ惚れ状態の美鈴じゃ

もう無理だな~。」


「うるせーよ!わかってるわ!

いいんだよ、友達で。」


「まぁ美鈴の連絡先知るのにも

何ヵ月もかかったもんな。」


「まともに話せるようになっただけまし。」


……………本当に好きなんだね…。

じゃっかんキモいよ。失礼だけど。


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