居場所をください。




翌日ー


あれから1st dayの歌詞も完成させ、

私はこれから打ち合わせだ。



あ。


「長曽我部さーん。」


「おぉ、美鈴。お疲れ。

歌詞できたかー?」


「もちろん。

長曽我部さんこそパンク直った?」


「当たり前。今日困るわ。

で、歌詞は?」


「はい、どーぞ。」


私は歌詞の入ったUSBメモリーを渡した。


「どうせ俺ら二人だけだし

食堂でいいかー。」


「どこでもいいよ。」


私たちは食堂に向かい

長曽我部さんにコーヒーフロートをご馳走になる。


「昼は抑えろよな。」


「はーい。」


長曽我部さんがチェックしてる間に

私はコーヒーフロートを味わう。


ここ、社員食堂のわりに

いろいろあるよねー。


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