居場所をください。



で、なぜか私たちは相席に……………


「美鈴ちゃん!この人たち誰ー?」


「えーと…友達の……………」


……………大谷隼也と言っていいのか?


「シュンです。」


私が困ってると隼也がフォローしてくれた。


「と、愛華ちゃん。」


「へー!よろしく!」


……………なんなんだ、この異色感は。



「そういえば隼…はどこら辺すんでるの?」


隼也と言ってしまいそうだった。


「あぁ、すぐそこ。

目の前。」


「え、そうなの?」


知らなかったー。

じゃあいつも遠回りして送ってくれたのか。


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