居場所をください。
「あ、そうだ。
これチケットもらったんだけど
私行ける?」
「ちょい待て。」
貴也の舞台。できれば行きたいし
スケジュール空いてるといーな。
「その日は15時までだから行けるよ。」
「ほんと?よかった~。」
「お前らデキてんの?」
「は?私と貴也が?
ないない。それどころじゃないし。」
「ふーん、そっか。
ま、彼氏できたらちゃんと言えよ。」
「はーい。」
それから私はお風呂に入り、
眠りについた。