居場所をください。



「やっぱ、なんか私も言おうかなぁ…。」


「なんで?」


「貴也の好感度下がりっぱなしだし。

貴也は悪くないのに。」


「まぁ大橋の好感度も下がってるけどな。」


「それはどうでもいいけど。」


「だろうな。」


「よし、ツイ○ターでいっか。」


「更新する前に俺に見せろよ。」


「はいはい。」


えーと、なんて書こう。

んー……………


「早くしろよ。仕事いくぞ。」


「えー、待って待って。」


えーと……


"色んな意見が私のところにも届きますが、貴也は誰かを裏切ることをするような人ではありません。世間が何て言おうと、今まで貴也を応援してきた方々はどうかこれからも貴也を信じて、帰りを待っていてほしいです。"


「はい、できた!」


私は長曽我部さんにスマホを渡して

長曽我部さんはそれを確認する。


「世間が何て言おうと

って。言い方きついな。」


「別に世間全体に言いたいわけじゃないもん。

貴也のファンなら貴也を信じてろって言いたいだけだし。」


「まぁいいんじゃね?」


「よし、更新!てことで仕事だー。」


打ち合わせからだけど。



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