居場所をください。
今までずっと口を閉ざしていた私が
いきなりツイ○ターを更新したことで
その反響は大きかった。
「長曽我部さん、髪染め直してきた~。」
「おお、お疲れ。」
おかげで貴也の噂はすっかり落ち着いた。
私が思ったように、ファンの方々も
あのキスに違和感を感じたようで
大橋さんの好感度だけが落ちたのだ。
ま、どうでもいいんだけど。
「CDできた。」
「今回も遅かったね~。」
発売はもうすぐそこだよ。
「で、これ美鈴の分。」
「今回三枚もいらないんだけど。」
貴也にあげられないし。
「まぁ誰かにやれば?
言っとくけど、俺はいらないから。」
「うわ、本当にひどい。」
「俺はすでに持ってんだよ。
言っとくけど、社長も持ってるからな。」
「えー、じゃあ佐藤さんにでも…「要らねーと思う。」
「まだそこまで言ってないし!
しかもひどいし!」
「俺らは美鈴の歌
もう何回も聞いてんだよ。
耳にタコができるくらい。
別のやつにあげろよ。」
「誰にしよう…。」
うーん。