居場所をください。
「もう載せんの?」
「だめ?」
「いや、いいけど。」
"今日は1日私の執事さん。
いてくれて助かります。
ありがとう。"
これだけでいいや。
「載せた?」
「うん。」
「見よーっと。」
「大したことかいてかいてないよ。」
しかも執事さんって。
ま、いっか。
「この写真、部屋ってバレバレじゃん。」
「え、そう?」
「少なくとも長曽我部さんと貴也には。」
「なら別にいいでしょ。」
「……誤解されても知らねーけど。」
「その言葉、そのまんまお返しします。」
彼女、いいのかな。