居場所をください。



「ってか亜樹と岳人と悠斗も来たんだね?」


「俺は颯太の付き添い。」


「俺らは瑠樹にチケットもらって。

あいつらテスト前で行けないからって。」


「へぇ、そっか。

でも来てくれてありがとね。」


「美鈴ちゃん!足平気?」


「大丈夫大丈夫!

心配しないで。」


「無理すんなよ。」


亜樹は相変わらず優しいね。


「ありがと。」


4人と会話をしてると

4人の後ろにまた見たことある姿が2つ。


「あ!栞奈!小林くん!

颯太、ちょっとごめん。」


私はゆっくり二人に歩み寄った。


「美鈴ちゃん!すごいよかったよー!」


「ふふ、ありがと。

小林くんも来てくれてありがと。

今一高テスト週間なんでしょ?

ごめんね、そんなときに。」


「いえ!全然!

テストより美鈴ちゃんですよ!」


「はは、ありがと。

もう遅いし、気を付けて帰りなよ?」


「うん!じゃあ私たちもう帰るね。」


「うん。じゃあまたね。

年末年始、どっか帰るから。」


「待ってるね!」


「じゃーね。」


私は二人に手を降って

4人のところへ戻った。


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