居場所をください。



食堂につくとすぐ長曽我部さんがいて

私は走って長曽我部さんの元へ向かった。


「長曽我部さん!」


「おわっ!

だからタックルしてくんなっつーの。

しかもカメラ回ってるだろ。」


「タックルじゃないってば。

ねぇ、今日はうどん食べたい。」


「また俺かよ。」


「だって長曽我部さんも今からお昼でしょ?」


「関係ないだろ。」


「かけうどんでいいから。

小盛りね~。」


「あー、美鈴。

ダンスどうだった?」


「んー、まぁまぁ。

でも瞬のとこ行かなきゃだよね。」


時間つくってもらわなきゃ。


「まぁ全部踊る訳じゃないしな。」


「まだいい?」


「先にレコーディングの時間作らないとだしな。」


ふーん、なるほどね。


< 1,885 / 4,523 >

この作品をシェア

pagetop