居場所をください。
「それじゃそういうことで
よろしくお願いします。」
「よろしくお願いします。」
長曽我部さんが締めて長い打ち合わせは終わった。
「美鈴、一時間空きがあるから
飯食っとけよ。」
「え、はや。」
「俺ちょい出るから!
12時に佐藤が来るからな。」
「はいはーい。」
長曽我部さんは私の返事を聞いてるのかわからない速度で
部屋を出ていった。
「美鈴ちゃん!ご飯行こー!」
ハルが元気にきた。
「うん、いいよ。
といっても食堂だし
みんなで行こうよ。」
私はみんなも誘って食堂へ向かった。