居場所をください。
それから私はハルと一緒に腹筋をして
横になったままハルとお喋りをしていた。
「あー、なんか眠くなってきた。」
横になったままだったから
ハルがそのまま目を閉じた。
「おーい、ここ私の楽屋だけど。」
「移動すんのめんどい…」
だからってねぇ…。
確かに男子の部屋ここから遠いけど。
「……………ハル?」
規則正しい呼吸に
呼んでも無反応なハル。
「え、もしかしてもう寝た?」
「……………。」
まじでか!
私の楽屋だってば!この人は!!
どんだけ私に緊張感ないの!
……………ま、いいか。
まだ2時だし……準備まで時間あるか。
気持ち良さそうに寝てるしね。
……………寝顔までかっこいいわ。
私も少し寝よっかな。
私はハルにもブランケットをかけて
隣で目を閉じた。