居場所をください。

"どうだい？気持ちがいいかい？
そうやって高いところから見下ろす地上は
君にはどうやって見えてるんだい？
私にはそんなの興味も湧かないから
別に聞きたいとも思わないけどね

あれもこれも欲しい それは消してって
支配欲丸出しで恥ずかしくないの？
私はそんな風には絶対なりたくないけど

悪いけど君の言うとおりにできるほど
私はいい子ちゃんじゃないから
私はまだわがままなガキのままだから
周りの目なんか気にしないし
いつだって線からはみ出しちゃうのが
私だっていうことを忘れないで


どうだい？降りてみたくなった？
誰かと一緒に並んでいられる地上を
君も知りたくなったんじゃない？
私は高いところに行きたいわけじゃない
あの子と一緒に並んでいたいだけ

だってその方が絶対楽しいから
私が階段を上るときは必ず
あの子と一緒にのぼっていくよ

悪いけど君のために私はここにいない
私は私のためにここにいる
私が死ぬ時は私がいなくなった時で
君が決めることじゃない
私は私の力でここまできたわけじゃない
いつだってあの子がいてくれたから

私は君に負けることはできるけど
君が私に勝つことはまだできない

悪いけど君の言うとおりにできるほど
私はいい子ちゃんじゃないから
私はまだわがままなガキのままだから
周りの目なんか気にしないし
いつだって線からはみ出しちゃうのが
私だっていうことを忘れないで

わかったらそこをどいてくれる？
そこは君じゃなくて私が歩く道だから"