居場所をください。

「ところでさ、俺は美鈴を

兄妹みたいに思ってていいわけ？」


「え？」


「そうでも思っとかねーと

俺も男だからお前のこと襲うけど。」


「え！お、おそ…」


「はは、ばーか。

冗談だよ。」


「な、なんだよバカ！」


「お前こそなに妄想してんだよ。」


「してないわ！」


もー、なんなんだこいつは！

人んちに来といて！まったく！


「まぁ俺はもうお前のこと

家族みたいに思ってるし。

だからそんな寂しそうにすんなよ。」


弘希……


「もー、だいすきだよ！」


「うわ、抱きつくなよ！

熱っ苦しいやつだな！」


「そんな照れるなよ～」


「照れてねーわ！

離れろっつーの！」


「やだ。」


この感じが少し長曽我部さんに似てて

すっごい落ち着く……………