居場所をください。
「「「いらっしゃいませー!」」」
おぉ、元気だね。
「どこ座っていいの?」
「美鈴は一番奥。」
「じゃあ私から入らなきゃじゃん。」
私は長曽我部さんと
一番奥へと進み、
私の両サイドにはマネージャー二人。
そしてその回りにはダンサーがいて
一番端にはスタッフたち。
「よし、なにしようかな~。」
私はサングラスをとって
メニューを見つめる。
「北海丼ってやつで。」
「ずいぶん決めんの早いな。」
「いくらにウニにサーモンなんて
私の好きなの詰め込んでるからね。
多かったら食べてね。」
「なら俺はこっちにしとくか。」
ってこんだけ人数がいたら
店員さん注文受けるの大変だろうな~。