居場所をください。



で、結局私はなんとか頑張って

すべてを食べきった。


「も、もうむり……

お腹破裂しそう……」


いくらなんでも女の子に食べさせる量じゃないよ……


「ほんと、食えなくなったよな~。

ここに来た頃は普通に食ってた量なのに。」


「え!?そうなの?」


「え?あぁ、去年くらいでも

このくらいは食えてたけど。」


「………そう、だったっけ……?」


「だからそんな痩せるんだよ。

去年をキープしろ。」


「それが難しいんでしょうが。」


それから一時間、私は横になって、

隼也のドラマが始まる前に

マンションへと送ってもらった。


「明日は11時から打ち合わせな。」


「はーい。」


「もう元気になったか?」


「うん、もうだるさもないよ。」


「そ、よかった。

じゃな。」


「うん、また明日~。」


よし、明日からも頑張ろ。




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