居場所をください。

朔也side

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美鈴の保護者とか言うやつが来てから数日

俺は美鈴のことが気になって仕方がない。


「なぁ高橋、吉田さんには聞いたわけ?」


「夏音も知らねーってさ。」


「なんで夜に消えるんだろうな~。」


「なんか用があんだろ。」


「その用を知りたいんじゃねーの?

俺らにも聞くってことは

美鈴に聞いてもわかんねーし

心配なんじゃねーの。」


「でもなんで自分で調べねーんだろ。

後付けるとかすりゃいいじゃん。」


「確かに。でも大人だし仕事じゃねーの?」


「……………そういや前に夏音に付き添って

松野貴也の握手会行ったとき、

あの人いたんだよな。長曽我部さんとかいう人。

その時確か仕事でいるって言ってたし

もしかして芸能関係の人なんかな。」


「……………それ今関係あんの?」


「や、思い出したから。」


「あっそ。」


ったく。真面目に考えろよな。


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