居場所をください。
私がお風呂から出たあとは貴也が入り、
その間に私はブログを更新し、
明日いく夢の国のためにネットで勉強をしていた。
前回はたっつんとハルにおまかせだったしね。
「なに見てんの?
………あぁ、明日いくとこ?」
「うん、そう。
とりあえず楽しむなら朝勝負らしいんだけど
私たちはどうする?」
「俺らは夕方からにしねぇ?」
「ね、私もそれ思った。
長曽我部さんに「学校に行けって言われた?」
「……もー、横取りしないでよ。」
「悪い悪い。
俺も言われた。
さっき隼也が暇とか言ってたじゃん?
だからあいつもたぶん行けって言われるだろうな。」
「はは、じゃあ明日はみんなで学校だね。
でね、こんな時間なのにマンションの内見
連絡が来て明日13時からにしちゃったの。
だからどっちみち夕方からにしようって
言おうと思ってたの。」
「そ、ならちょうどいいな。
朝から学校行って、
昼に帰って飯行ってから
マンション内見か。」
「で、長曽我部さんからも連絡来て
内見は一緒に行くって~。
大人もいた方がいいからって。」
「あぁ、なるほどな。」
「ま、どっちにしても楽しみ。
明後日から仕事だし、明日は
いっぱい遊びたい!」
「そうだな。
じゃあ早く寝るか。」
「うん!」